ETRTO規格

ETRTO ( エトルト ) 規格

 

ETRTO(エトルト)規格

(European Tyre and Rim Technical Organisation)

 

エトルト規格とは、タイヤのロードインデックス、耐荷重、つまりどれだけの重さに耐えられるかを表す規格のひとつです。

 

エトルト規格の中にも、スタンダード規格、エクストラロード規格(レインフォースド規格)があります。この中の、スタンダード規格においては、日本が定めるタイヤの規格であるJATMA規格とほとんど同じ内容です。

 

エクストラロード規格とレインフォースド規格

 

内部構造を強くすることにより、通常よりも多くの空気を入れることが可能になったタイヤの規格です。タイヤに入れた空気が多いほど、重さにも耐えられるようになります。

 

ただし、この規格のタイヤを通常と同じ空気圧に設定しても、通常タイヤよりも軽いものしか支えられないので、タイヤ交換をする場合、この点に気をつけた方がいいです。

 

エクストラロードeXtra Load)
一番近い意味で直訳すると、「余分の重さ」です。通常よりも多く空気を入れられる構造であるため、通常よりも余分な重さに耐えれることから、このような名前なんだと思います。
XL規格と略す場合があります。

 

レインフォースドRe in Forced
直訳すると、「補強された」という意味です。余計に空気を入れて補強することからこのようなネーミングになっていると思われます。
ReF規格と略す場合があります。

 

エクストラロード、レインフォースドのどちらも同じ規格のことですが、製造しているタイヤメーカーによって、どちらの名称を使用しているかが違います。