エンジンオイルについて

冷間時のCCS粘度とは

 

CCS粘度とは、
(C)コールド
(C)クランキング
(S)シミュレーター
粘度です。

 

車のエンジン始動時には、燃料を爆発させた力を使わずに、スターター(セルモーター)の力でエンジンを動かさなくてはいけません。

 

(これは余談ですが、一部のバイクには、キックペダルというものがあり、そのペダルを文字通りキックしてエンジンをかけるものもあります。)

 

そのような外的要因によってエンジンを回すことをクランキングといいます。

 

エンジンオイルは温度によって粘度が変化するので、しばらく停止したあとのエンジン内にあるエンジンオイルの温度は外気温に左右され、外気温が低いほど粘度が高く( 固く )なってしまい、ドロドロとしていてクランキングの抵抗がになるので、エンジンがかかりにくくなってしまいます。

 

かかりにくくても何とかエンジンがかかってくれればまだしも、抵抗が大きすぎると、エンジンを始動できなくなってしまいます。

 

ですのでSAEでは、このクランキングのしやすさを検査していて、

 

エンジンオイルが何℃の時にエンジンを始動できなくなってしまう粘度(固さ)になってしまうのかを数値化したものがCCS粘度であり、それを元に、

 

外気温が何度の時に使用できるオイルなのかをクラス分けしたものがSAE冷間時の規格「SAE○○W」となるわけです。

 

ただし、そのままでは実際に何℃までの寒さで運用できるのかわかりませんので、下記の表を参考に判断するようにしてください。

 

 

粘度・抵抗

粘度が低い・抵抗が小さい ~ 粘度が高い・抵抗が大きい

冷間時の粘度

0W

5W

10W

15W

20W

25W

対応外気温

-35℃

-30℃

-25℃

-20℃

-15℃

-10℃