エンジンオイルについて

SAEとは

 

SAEとは、アメリカ自動車技術協会のことで、

 

SAEが定めている規格で、オイルの固さである粘度をある程度判断することができます。

 

数字のあとの「W」はWINTERの頭文字で、WINTER=冬での使用を想定して、低温でのオイルの固まりにくさを表していると思ってください。

 

エンジンオイルを冷やしていくと、固くなっていきます。エンジンオイルが固くなると、エンジン内にオイルを行き渡らせることができなくなってしまうことがあります。そうなってしまうと、エンジンが動かないどころか壊れてしまうこともあるので、気温が寒い所でで車を使う場合は、エンジンオイルがどれだけの寒さで運用できるのか知っておく必要があるのです。

 

数字のあとに「W」がないものは、高温時の動粘度の高さをあらわしています。

 

エンジンオイルは暖まるとやわらかくなっていき、粘度が低下する(やわらかくなる)ので、暖まったオイルがどれだけの粘度(固さ)を保っていられるかを表したものだと思っていいと思います。